女性更年期外来
女性更年期外来|みなとみらいクリニック|横浜市

女性は生まれてから子ども時代を経て、思春期といわれる12歳前後で初めての月経(初経)を迎えます。その後、周期的な排卵と月経が続く30数年を経て、50歳前後で月経が停止します(閉経)。閉経年齢は平均50歳で、一般に閉経をはさんだ前後10年間(40歳代後半から50歳代前半)は更年期とよばれています。 |
![]() |
|
初診時に「問診票」と「SMI」という更年期のチェックシートを用い症状の有無を確認します。
更年期の症状は、女性ホルモンの減少が背景にあることから、血液検査を行い、女性ホルモンの状態、脂質異常の有無を確認するとともに、骨密度や動脈硬化度を調べ、治療の方針を決めていきます。
診療時間
- 木曜午前・土曜(月1回)です。
- ※外来予約制の為、お電話にて事前にご予約ください。
更年期障害の治療
| 生活習慣の改善: | 運動や食事・ストレスなどを中心とした生活環境の改善を指導します。また、必要に応じて管理栄養士による栄養相談を実施します。 |
| ホルモン補充療法: (HRT療法) |
不足した女性ホルモンを補うために、薬を使ってホルモンを補充します。薬剤には、飲み薬・貼り薬・塗り薬や局所外用薬があり、希望に応じて選択し、治療を行います。 |
| 症状に応じた治療: | つらい症状を軽くする為に、漢方薬・気分をやわらげる薬・睡眠導入剤なども、症状に応じて使用します。 |
ホルモン補充療法(HRT療法)とはエストロゲンを補充する治療法です。
閉経とは、まず卵巣機能の低下がおこって、視床下部 - 下垂体前葉- 卵巣系という、周期的な排卵と月経をおこすシステムの機能が停止することを意味します。でも、卵巣機能の低下で一番問題になるのは、排卵や月経が起こらなくなるということではなく、卵巣が分泌していたエストロゲンという女性ホルモンが守っていたさまざまな女性のからだの働きに異常が起こってくることです。閉経前は、子宮、膣、乳房をはじめ、皮膚、血管、脂質代謝、糖代謝、骨、そして脳などの働きはエストロゲンによって強く守られているのですが、エストロゲンの作用が不足してくると、まずあらわれるのが更年期障害なのです。 |
![]() |
|
- 効果と副作用について
- 更年期障害のなかでも、改善されやすい症状は、とくに「ほてり」や「発汗」、次いで「膣の乾き感」です。「眠れない」ことも3ヶ月ほどでなくなります。骨密度の減少や脂質代謝の異常も改善されやすいものです。
でも、乳房の張りや痛み、性器出血などの副作用が起こることもあります。むくみや消化器症状が表れることもあります。また、エストロゲン製剤とプロゲストーゲン製剤の併用により、乳がん、子宮内膜がんや血栓症の発症リスクが増加するとの外国の報告があります。でも、日本の学会で認められていることではありません。これらの作用は薬の量を調節することで防げることと考えられています。
- ホルモン補充療法の開始時と施行中の主な検査について
- 補充療法開始時には、乳がん/子宮内膜がんの検診、血中エストロゲン(エストラジオール=E2)/卵胞刺激ホルモン(FSH)濃度測定、肝機能/血清脂質検査、血糖測定、甲状腺機能検査、血算、血液凝固系検査、骨量測定、動脈硬化度測定を行います。
補充療法施行中には、がん検診は年1回、肝機能/血清脂質検査、血糖、甲状腺機能検査、血算、血液凝固系検査、骨量、動脈硬化度測定を数ヶ月毎に定期的に行います。


